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社員紹介
試行錯誤こそ「モノづくり」の楽しさ

技術部 技術第一課の仕事は多岐にわたります。
大きく分けると、ロットもの、いわゆる「制御機器」の開発設計と、単品もの、いわゆる「制御装置」の作図設計です。「制御機器」とは、わが社では主にマイコンを使用して制御しているもののことを指します。私は入社以来、「制御機器」の開発設計に携わっています。
開発と言っても別に難しいことをやっている訳ではありません。まず、客先や営業からの要望を仕様にまとめあげ、全体の構造をイメージし、内部の動作を考えます。それから製作の見込みがたつと、構造や回路を具体的に設計し、ソフトを作成、動作を確認します。
形になった後は、製品が各種規格等に適合しているかどうか試験をし、量産用図面を整備します。不具合が発見された時には、不具合原因の解明をし対応します。
主な作業を取り上げて言うと、構造設計ではCADを使用し作図します。時には3DCADも使用し、3Dプリンタで実際に形にしてみたりもします。回路設計では、回路の動作を実際に確認するため、使用部品をかき集め、手作りで組立、配線する作業もします。最初からうまく動作した時はうれしい限りですが、なかなか初めからうまく動いていることは少ないです。その場合、何が悪いのか、テスター、オシロスコープ等を使って原因究明をします。
マイコンでの制御にはソフトが必要であり、ソフトの作り込みおよびデバッグもしなくてはなりません。デバッグは通常の使用方法で動くのは大前提で、一般には行わないような操作や複雑なタイミングでの動作の確認も必要となります。これらモノ作りの一連の作業が技術第一課の仕事となります。
とにかく技術第一課の仕事は範囲が広いです。
なにかと専門的知識も必要であり、幅広くこなす器用さも必要です。
かといって知識や器用さがないから無理と言うわけではありません。最初は見よう見まねで大丈夫です。その内いつのまにか知識が付き、いつのまにか器用にこなせるようになっていきます。私も初めは分からないことばかりでした。先輩方のアドバイスや過去の設計資料を元に、これは使えるなというものをパズルのように組み合わせ、時にはまったく目新しい動作をしたものを作る場合は、参考書やネットに溢れた情報を頼りに考えていきます。
技術第一課はこのようなモノ作りの楽しさが味わえる部署です。自分の作った製品がどこかで使用されているのを見かけたとき、今までと違った喜びが味わえると思います。

私の「夢」をかたちにしたい!

今までに開発した現行品のマイナーチェンジモデルや新モデルの取り組みに加えて、空調機器、業務用スライサー、床暖房コントローラ等の開発に携わった経験を生かし発展させ、将来的にはオリジナルの空調機器、家庭用調理機器、電気式温調機器類等の新規開発をやっていきたいと思います。
この他にもいろいろ考えてみましたが、やっていきたいことと言うよりは私の将来の夢になりますがいくつか挙げてみたいと思います。

  • ロボット的な動きのあるものを作ってみたい
  • 災害支援等で使用されるような遠隔操作可能なラジコンロボット
  • ロボットでなくとも、災害支援時になにか役立つもの
  • 介護の現場で使用する要介護支援者をサポートする機器
  • エアコンや扇風機、その他冷却装置
  • シーリングファン等、人が涼しく暮らせるようになる装置の開発
  • 自動野菜スライサーあらゆる野菜の皮を向き、いろいろな細断方法および寸法でカットしてくれる機器
  • タイマー付き電気式自動給湯機
    タイマー(朝、昼、夜etc)を設け、お湯が必要な時間に合わせてお湯が沸騰する。
    沸騰後は電源をOFFにし、節電する。
    オプションで、自動給水機能や、コーヒーや紅茶、ひいてはインスタントラーメンまで作れる機能を持たす。

大概、現在すでに市場にあるもの、もしくは必要とされていないもの、新発明レベルのものになってしまうので実現が非常に難しいですが、それらを作り出せると思う環境で働いているので、夢を持ちつつ頑張っていきます!

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